今、世間を騒がしております、いわゆる「謎の風邪、なぞかぜ」について考察します。
なぞ風邪とは
最近の「なぞ風邪」は、発熱よりも咳・痰が長引く方が目立ちます。当院では、咳喘息というより咳過敏症の割合が多い印象です。吸入ステロイドで改善しにくい例もあり、喉のイガイガには麻黄附子細辛湯、痰が多い時は清肺湯、奥から切れるような咳には麦門冬湯などを、診察のうえ使い分けています。
「なぞ風邪」は正式な病名ではなく、喉の痛み・咳・鼻水が長引く症状の俗称です。多くは一般的な風邪ウイルスやアレルギー、黄砂などが関与します。咳が2週間以上続く、息苦しさや高熱がある場合は受診をおすすめします。